モバイル無線LANルータ

ちょっと今、一週間ほど都内を離れています。

出張や旅行するときなどに、ネットワークにつなぐ手段があるか事前に確認するわけですが、ホテルの部屋にLANポートがあって使えるようになっていたりします。

そんな時でも無線LANで接続できるように、リンクシスのWTR54GS-JPというモバイル用の無線LANルータを持っていきます。いいホテルならケーブルが届く範囲でデスクワークしやすいんでしょうが、そうでないこともあります。無線LANが使えると、いろいろと工夫もできるというものです。無線LANがあれば、Nintendo DSPSPiPod touchmyloなどなど、ポータブル端末もネットにつなげます。


WTR54GS-JP 無線LANトラベルルータ

写真の通り、コンセントに直付けできるので、電源アダプタがいらないのがよいです。

コンセント口の数が限られていたり、床に埋め込み式で使いにくいことがあったり、使いにくいことがあるので、こういう50cmくらいの3口タップを持ち歩いてます。

LANケーブル1本も入る専用ケースが付属してます。難点は英語版のまま売られていること。こういう機器の設定に慣れている人じゃないと困るかも。LAN側の有線LANも1ポートあるので、MACアドレスフィルタリングしていて接続できる機械がなくても設定は有線でということも可能。こんな記事もありました。

しかし、どこも品切れ中。もう流通してないのかな。

今回、この旅行の相棒を忘れちゃったんですよね。というわけで、急遽新しいものを買うかと血迷って調べてみました。

まずは、アップルから出ているAirMac Express(Windowsでも使えるはずですが)。


アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A

リンクシスのと同じくコンセントに直付けできることと、802.11n対応なのは◎(あとに紹介する2つは、別途電源アダプタが必要で、802.11b/g対応)。さらにUSB接続のプリンタ共有、AirTunesと多機能(移動中、この2機能は不要だと僕は思っています)。

アップルのサイトを見た限りでは、ネットワーク周りの機能の詳細がわかりません(ま、これはTime Capsuleなんかもそうですけど)。設定はAirMacユーティリティを使うようなので、家のブロードバンドルータがTime CapsuleとかAirMac Extremeのようなアップルのベースステーションを使っている方には、慣れた操作でできてよいかも。

続いてプラネックスのGW-MF54G2。


PLANEX 手のひらサイズ 無線LANポケットルータ (ルータ/AP/コンバータ) GW-MF54G2 (プラネックス)

56gとかなりコンパクトなようですが、アンテナが邪魔そう。電源アダプタは小さいらしいのですが、メーカーサイトには見つからず。WTR54GS-JPにはないアクセスポイント機能やコンバータ機能があります。

最後はロジテックのLAN-PWG/APR。


Logitec IEEE802.11g/b準拠モバイルブロードバンドルータ LAN-PWG/APR (ロジテック)

プラネックスのGW-MF54G2と同様アクセスポイント機能とコンバータ機能があります。専用キャリングケース付きなので持ち運びやすい。USB給電ケーブルでパソコンから給電できるんですが、パソコンは無線LANを使いたいので、これ(とその先にLANケーブル)をつなぐのは嬉しいのかなあ? ちょっと嬉しいケースが思いつかないだけかもしれません。

重さは、148g、188g、56g、55g。あとの2つは電源アダプタの重さがわかりませんが、ロジテックのLAN-PWG/APRは、ケーブルなど付属品全てキャリングケースに入れて300g。

価格は、リンクシス以外の3つは、10,620円、4,890円、7,812円。

設定は、AirMac Express以外はブラウザで行うようです。

WPA2とかMACアドレスフィルタリングとかは、どれも対応しているようです。

用途や好みによるし、使い比べたわけでもないので、これが一番いいと言い切れませんが、どれか持っていると便利だと思います。

僕が今買うならロジテックのかな。比較的好意的に紹介されている記事も発見しました。

で、結局血迷って買うことなく、薄いLANケーブルを伸ばして有線でつないでおります。

HDDとかSSD内蔵のファイルサーバーにもなる無線LANルータなんてものが出たら、買い換えてもいいかな。


iPod touch向けサイト 互換性→最適化→アプリ(2)

申し込んでいたセミナーを、今日受けてきました。

ビデオで使われていた資料に沿った内容で、情報量自体は減っている気もします。

それでも、ビデオで聞き漏らしていたと思われる内容を聞けたり、ビデオを翻訳したわけではないのでビデオにはないデモがあったり、ADCの説明があったりして、得られた情報もあり、有意義でした。

iPod touch用Safari向けの開発について、いくつかメモ。

  • Safari向けに作ろうとするのではなく、Web標準で作る。
    そうは言いつつ、見た目はCSSで合わせていくんですけどね。
  • User-agentによる分岐は望ましくない1
    制作時の手間の問題としては、Web標準で書いて、IE6/7用にチューニングするのがよい。
    どうしても動きを判別するとしたら、オブジェクトの有無で行う、など。 これは、納得。
  • User-agentによる分岐は望ましくない2
    フルブラウザが好きな人もいるだろうから、自動判別してリダイレクトなどをして、モバイル用だけを見せるのは推奨されないとのこと。そういえば、iPod touchに対応したというサイトでもフッタの直前辺りでモバイル・PCを切り替えられるようにしているのを見かけます。
    どんなアクセス方法でも適した(と提供者側が判断した)コンテンツを見せるのがよいのかと思っているので、いまいち消化不良。
  • JavaScriptの実行時間は5秒まで。
    有無を言わさず、強制終了するそうです。ちょっと驚き。
  • <canvas>
    アニメーションはこれで。Flash対応はどうなるんだろう。
    今のモバイルデバイスのパワーではということなのかな。
  • iPod touchのSafariにもデバッグメニューがありました。
    これ、完全に見落としてたなあ。 設定のSafariの一番下に「デベロッパ」があり、そこで、Debug ConsoleをOn/Offできます。

画面キャプチャはこんな感じ。

ipodtouch_safaridebug1.JPG ipodtouch_safaridebug2.JPG ipodtouch_safaridebug3.JPG


Time Capsuleを再起動するとPPPoEできない?

毎回というわけじゃないのですが、たまに発生します。しばらく悩みそうです。

AirMac ユーティリティ(AirPort Utility)で設定を変えた時や、プリンタを認識しなくなった時などに、Time Capsuleをアップデート(再起動)すると、エラーを示すオレンジ色のランプが点滅するのです。

timecapsule_PPPoE_error.jpg

エラーは「Ethernet 未接続」と「PPPoE サーバ」の2つ。LAN側は動作していて、どうやらWAN側を認識していない模様。

今のところ、解決策はわからない状態。

Time Capsuleの電源を抜いてみたり、VDSL装置の電源を抜いてみたり、ケーブルを抜き差ししたり。あきらめた頃に、いつのまにかつながってグリーンランプが点灯して、ひとまず解決という状況。

いろいろ調べてみたけど、原因がわからず(そもそも状況がちゃんと把握できてない)。

似たような人はいないかと探してみたら、「Time CapsuleのPPPoEが不調で時々接続が途切れる」という方を発見()。僕の場合は、接続が切れるわけではなくて、接続できないんだよなあ。

以前のブロードバンドルータ(NEC製)では特に問題は起きてないので、フレッツ側の問題じゃなくて、Time Capsuleの問題か相性の問題なのかなあと思ってます。

後ろ向きな解決策として、以前のブロードバンドルータを復活させて、Time Capsuleをブリッジさせて使うという道もあるけど、できればやりたくないので、不具合がまた起きたら、

・前のルータでつながるか?

・パソコンからPPPoEできるか?

を試してみようかな。


iPod touch向けサイト 互換性→最適化→アプリ

続けて、にわかiPod touchユーザーです。

フルブラウザで普通のサイトを見てみたり、iPod touch専用インターフェースのサイトやWebアプリをいろいろ使ってみています。あとはブックマークレットなども試しています。

iPod touchで使うWebアプリは動作がは遅いということに加えて、iモードのほうが便利に感じるというのもあります。どこでもつながって高速なHSDPAで小容量のcHTMLをブラウズするのに慣れてますからね。Flashも使えたり、コンテンツも揃ってるし。iPhoneになれば、違うのかな。

一方、専用アプリは画面が大きいですし、通信しないアプリならオフラインでも使えるし、動作も軽快だし、Webアプリと比べると便利に感じてしまいます。RIAへの興味の延長上でiPod touchネイティブアプリも作ってみたいかも。

使える画面の大きさはWebアプリも一緒だし、専用のインターフェースの使いやすさもあるんですよね。単に通信回線の問題なのかなあ。

そんな中、以前満席で申し込めなかったセミナーの一部を開催してくれるとメールが(確かWeb標準とかのセミナーだったと思う)。

iPod touch向けWebアプリケーション開発セミナー

Web Apps Dev CenterのiPhone Tech Talkビデオ(見るには登録してログインする必要があります)の中の、

  • iPhone上のSafari パートI:互換性
  • iPhone上のSafari パートII:最適化
  • iPhone上のSafari パートIII:iPhone用アプリケーション

以上3つのビデオの概要を日本語にしたセミナーだそうです。さっそく申込しました。

今年の目標に英語に慣れるというのがあるので、上記のビデオはダウンロードしてiPod touchで見てます。

JavaやFlashはサポートしてないのは知ってましたが、<canvas>を勧めてくるとは思いませんでした。あと、WebKitの説明で出てきたDroseraってデバッガーも初めて知りましたよ。見るだけですが、Word/Excel/PDFもネイティブでサポートされているのは嬉しいかも(メールの添付ファイルとかとは連携できないみたいメールに添付されたものは見ることができるけど、ローカルファイルの添付はできない(修正))。ファイルのアップロードやダウンロードもできないんですよね。ま、しないか。

ずいぶん前に何かのセミナーでアップルジャパンに行った覚えがあるんだけど、なんだったかなあ。GoLive?


iPod touch jailbreakをまとめてみた

というわけで、iPod touch 16GB(MA627J/A)購入後、さっさとjailbreakしました。

jailbreakを知らない人は不用意に挑戦しないほうがいいと思うので、jailbreakするとiPod touchのネイティブアプリを追加したりできます……って程度の説明で済ませますが、別の楽しみ方が広がりますね。

Webアプリは専用に作り込んであっても、動作が遅くて面倒で使わなくなりそう。

●PwnageToolでjailbreak

ZiPhoneとどちらにしようかなと考えて、脆弱性をつくタイプじゃなく、ファームウェアを変えてしまうという新しい方式でjailbreakするPwnageToolsを使ってみることに。

ハックツールPwnageToolでiPod touchのカスタムファームウェアを作成

PwnageToolでiPod touchを自由に

上記のページを参考にさせていただきました。ケーブルの繋ぎ方とか少し違いますが、やってることはほぼ同じ。

公式ファームウェア1.1.4(IPSWファイル)はダウンロードすることもできますが、僕は1.1.4にアップデートしていたので、ホームディレクトリの/ライブラリ/iTunes/iPod Software Updatesにあるものを使います。念のため、cp -pとかでコピーしたものを使うことにしました。

IPSW Builderの途中で、起動時のロゴを変えたり、設定できます。僕は、Pwnageツールのデフォルト、パイナップルのままで。

●jailbreak後にインストールしたアプリ一覧

各アプリはインストール時に参考にさせていただいたページにリンクしてます。先達に感謝。

ipodtouchJBscreen.jpg

jailbreakするとInstallerが追加されているので、そこからアプリを追加できます。Sourceを追加する必要があるアプリもあります。

BSD Subsystem、Community SourcesはPwnageToolで作業した時点で入っていました。

まず、ユーティリティ。

  • BossTool
    デフォルトのパーティション構成だと、アプリを入れていくと容量が足りなくなるらしいです。
    Free Disk SpaceでRelocate Fonts, Relocate Applicationsを実行。
  • BossPrefs
    下のTipsでも出てきますが、WiFi/SSH/MailをOn/Offするため。
    Services、WiFiだけならWifiToggleなど似たようなアプリもあります。
    不要な設定項目(iPhone用)を見えなくしたり、ドックにアプリを登録できたりします。
    設定など、普段使わないアプリを入れておくとよいです。

続いて、iPhoneアプリをインストール。

ちょっとここでTipsというか読み物。

通信関連。

  • OpenSSH
    ターミナルからssh -l アカウント IPアドレスとか、CyberDuckなんかでsftpして接続できるようになります。パソコンから接続するために。不要な時はOffにすること。
  • Term-vt100
    まだ、ターミナルを使うようなことはしてないですが。mobileFinderというアプリもあります。

地図用ユーティリティ。

  • Maps Offline
    見た地図のキャッシュファイルを保存でき、オフラインでも地図を見ることができるようになります。
    Jiggy Runtimeを先にインストールする必要があります。
    自分で見た地図のキャッシュを残しておくという使い方と、さらにiPod touch/iPhone専用ではありませんが、GMDL(Windows版ですが)を使って地図データをダウンロードしておき、Maps Offlineでキャッシュに展開するという使い方もあるようです。
  • MxTube
    まだ試してませんが、 YouTubeをオフラインで見ることができるようになります。
    YouTubeをパソコン側でダウンロードしてmp4に変換してiTunesに取り込んでます。

その他ユーティリティ。

  • Capture
    画面キャプチャ。TouchRollを先にインストールしておく必要があります。
    画像はiTunesでは同期されないようなので、自分でメールして使用します(sshで探せばあるんだろうけど)。※「/var/mobile/Media/DCIM/100APPLE」に入ってました。
  • Make It Mine(MIM)
    iPhoneではキャリア名が表示されるエリアにiPod touchではiPodと表示されています。そこを変更するアプリ。試しにDoCoMoとしてみました。
  • Aqwoah Battery for iPod
    充電状況が%表示できるアプリ。これも見た目だけ。
    Battery Infoというアプリも。こちらは充電中以外でも表示でき、電圧とか製造番号までわかります。

辞書・語学関連。

  • weDict
    「Longman」「Japanese-English Dictionary」「English-Japanese Dictionary」を入れました。
    あとは発音の音声ファイルもがんばって入れました。頭文字順に26個あるんで大変でした。サイズもインストール後に見てみたら、166MBもありました。
    weDictの英和・和英はどうもいまいちなので、 iDicというアプリに英辞郎を入れるという方法もあります。昔、買った英辞郎でも使えるかなー。

とりあえず、今のところはこれくらいです。

まだ、ガラガラですが、すでに空きが10GBを切っています。16GBにしてよかったかも。


“Apple iPod touch 16GB MA627J/B” (アップルコンピュータ)


iPod touchをようやく入手

連休に、渋谷のアップルストア限定のハチ公が描いてあるケースを買ってしまったので、ようやく初期型(MA627J/A)の16GBを中古で買いました(新宿のSofmapで33,000円)。

USBケーブルが欠品してたのですが、nanoのケーブルがあるからいいのです。と思って、帰宅後試してみると充電ができません。iTunesとも同期できず。MacとWin両方につないで、いろいろ試したのですが、そもそもUSBデバイスとして認識されてないようです。nanoでは使えているので、USBケーブルは問題ないはず。

しかたなく、ソフマップの修理カウンターへ。

……あれ、店のパソコンでは一発で認識されました。その場で自分のMacを出して試してみたら、今度は認識しましたよ。

なんでだろ? 電池があまりにも減りすぎていたからかな。

なぜか家にあったFirewireのiPodケーブルで、今朝充電したんですよね。充電後に試してもダメだったけどなあ。

まあ、いいや。 とりあえず、iPod touchデビューです。

ipodtouch_initialsync.jpg

これまで2GBのiPod nanoでがんばっていたので、広々。

初期型なのでApple純正のソフトウェアアップデートをするか、それともjailbreakしてネイティブアプリを試してみるか悩んだのですが、情報を集めていたらjailbreak後の世界がおもしろそうだったので、そちらに行くことに。

情報を集めて比較するのが大変だったのですが(古いファームウェアの情報とか創意工夫が混じってしまって)、こなれてきているのか、作業自体は簡単にできちゃいました。


“Apple iPod touch 16GB MA627J/A” (アップルコンピュータ)


ブログとmixi

ここ数年、mixiで日記を書き(たぶんその前ははてなダイアリー)、最初は全体に公開だったものが、人が増えてきて友人まで公開にしました。

去年ブログを始めて、起業準備とともにブログも増やしてみたり、最近ブクログを始めてみたり、なんとなく手を広げています。振り返ってみてみると、全てに通じているのは、パブリックな場に出しておきたいということ。

ちょっとした記事がリンクされたり、ブログをきっかけに人と会うことになったり、僕にフィードバックはなくても読んだ人に反映されたり、Amazonなんかで商品を買う人がいたり。サイトのアクセス数も個別のエントリー自体は大したことがなくても、総体として価値があること、何かに影響を及ぼしていることがおもしろい。

mixiを全体公開にするという方向性もあるかもしれませんが、セレンディピティを求めるならSNSよりブログのほうが適している気がします。

ブクログは最近始めたこともあって、もう少し意識的に始めています。

人と会ったときに、余裕があると、なにか挑戦していることは?、読んでおもしろかった本は?、美味しいもの食べました?とか聞くことがあります。聞いたり言ったりすることもセレンディピティですよね。

元々は自分の本棚を見られるのは恥ずかしいほうだったんですが、自分の本棚を見せるのもよいことかなと宗旨変え。一冊一冊見てもらわなくても、ぱっと見て、こういう本読んでるんだなとか、読んだことのある本があるとか雰囲気をつかんでもらうだけでもよいかなと。

ブログを1つにまとめるのがなんか嫌だなと思って、ぱっと分けたんです。分けてみて気づいたのですが、案外オーバーラップする話があるなとか、つまんないことで悩むようになってしまいました。アホです。

ちょっと思い直して、以下のような分類でブログやっていこうかと思います。

なんでもオープンにするべきだ!とは思ってないので、mixiはmixiで使い続けます。ブログに書くことじゃないなーとか、なんか内輪でOKなものとか。


『文系のための数学教室』小島寛之

数学でつまづくのはなぜか』に続けて(遡って?)、読んでみました。

“文系のための数学教室 (講談社現代新書)” (小島 寛之)

「構造改革して景気回復なし」の論理性、数学と民主主義の可能性、株のオプションとおもしろい題材を話題にあげて、数学を使っていきます。数学の楽しさが伝わってきますね。

まえがきでは、数学嫌いは食わず嫌い、下手の横好きでもいいじゃないかと言っています。

楽しさを上手な人だけのものにせず、周りに伝えるってのは大事ですよね。


英語の勉強法を模索中

最近、仕事で英語の技術資料の翻訳をやったのです。

英語は読んだり訳せるのに、話したり、聞いたり。英語のポッドキャストとかYouTubeとかを見て、大意はわかるんだけど、聞き取れてなかったり、笑いについていけなかったり。そう、悔しいなあと思っていたわけです。

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』を読んで、CDを聞きながら、たまに練習しようかなと思っていたのですが、この連休の前くらいから、まだこれから30年近くキャリアを積むわけですし、英語はできなくちゃいけないよなあとますます思いが増し、英語学習意欲が高まってきていて、いくつか本を読んでみました。

ともに新書とビジネス書なんで、1〜2時間くらいで読めると思います。


“挫折なしで英会話ができる「英語耳」9つの法則 (アスキー新書 9)” (松澤 喜好)

この書籍は、英語の耳を作っていくことで、リスニング、発音、リーディングと進みます。

どういう規則で文章中で単語の音がつながっていくのかとか(プロソディというらしい。カタカナ英語の法則の本とも似ている)、この音は出てくる場所が決まっているので、その音が聞こえる場所で意味が推測できてしまうのだとか、聞こえない音があっても単語がわかってしまうとか。英語には大きく2種類の出自の単語があるとか(古くから残っている英語とラテン語由来)。

僕も中高大と10年くらい勉強して、なんとなく感じている英語らしさというものが理論的にまとまっている気がしました。

お店の名前とかを町で見ても、英語だなとか、フランス語っぽいなとか、なんかスペルでわかるんですよね。それを体系的に、そして文字だけじゃなく各音や文章での発音などと絡めて解説されていると言えばいいでしょうか。

新書なので理論と具体例のプレビューに留まっていますが、より実践的な単語耳シリーズ全4巻の予定で刊行中のようです。


“単語耳 英単語八千を一生忘れない「完全な英語耳」 理論編+実践編Lv.1″ (松澤 喜好)

立ち読みしてみただけなのですが、理論編は新書とほとんと同じ内容ですが、より丁寧に説明されていました。実践編は、CD付で丁寧に音を聞けるスピード、ナチュラルスピード、復唱するための無音部分という形で入っています。

発音もカタカナ英語に似ていると書きましたが、英語で使われる音について、発音記号で1つずつ習得していきます。

英語耳、単語耳で理想とするのは、「何かしながらテレビをつけていて興味のある話題になったら英語が聞こえてくる。あとでテレビで見たんだけどと人に話すときには何語で聞いたのか覚えてない」みたいな状況。かっこよくて理想的。

ちなみに、著者の想定では、1日30分で2年ということです。単語耳シリーズのタイトルに8000とありますが、Lv1で1000、Lv2で2000、先月刊行されたばかりのLv3で1100、Lv4は未刊(今秋予定)という状況。

非常にいいことはわかるんですが、カタカナ英語の法則みたいに簡単で即効性はなさそうで、ちょっと途中で挫折しそうな気もします。


“レバレッジ英語勉強法” (本田 直之)

で、英語耳の次に続けて読んだのがこれ。

最初に「最近翻訳をした」と書いたのですが、自分が詳しい内容なら翻訳できちゃうんですよね。内容の知識が先に日本語であるので、英語に抵抗なく触れられる。

この書籍では、そんな効果を利用して自分の興味のある分野にフォーカスするという点と、日本人はインプットが多すぎるので、もっとアウトプットをするようにしようという点を重視していました。

そして、将来的な大きな目標を立て、そこに向かう手近な目標を立てて、三ヶ月間みっちりやることを勧めています。

参考書籍もジャンル別に紹介されていて、カタカナ英語の法則、英語耳も入っていました。ほかの本も気になります。

僕は発音とリスニングと音に関係するところと、会話が苦手なので、その辺を勉強していこうかな。

目標は「今年の秋頃にはIT系ニュースの英語のポッドキャストを聞けるようになっていて、日常会話くらいは受け答えできる」みたいなところでしょうか。


『数学でつまづくのはなぜか』

“数学でつまずくのはなぜか (講談社現代新書 (1925))” (小島 寛之)

まえがきには、教え方を書いている本ではないということが書いてあります。こどものつまずきを通して、数学とは何か?を学ぶ本だと。

代数、幾何、解析、どこでどういうふうにこどもはつまずくのか、そして著者がどう向き合い教えてきたかというところが書いてあります。

わからないという曖昧なつまづきではなくて、本当は理解できる素養があるのに理解できていないとか、下手をするとわかっている子よりも才能があるのにハマってしまうとか、具体的なつまずきの例がいくつか出てきます。

教え方にいたる説明も、どうしてこういう学問が発展してきたのか、この分野で教える肝はここだという点にも触れています。そこから、学ぶ意義を感じやすい教え方になったりするのでしょう。

教えながら、生徒の疑問から学び、また教えていく。教え方は書いてないといいつつ、教えへの取り組み方のすばらしさを感じました。実際に生徒がいれば、教科書通りに授業を進めるだけじゃなく、状況に応じて臨機応変に教えていけるだろうな。

数学にぼんやり感じていた魅力がつかめた気がしつつ、ただ詰め込むだけではない教育観が読めて良かったです。

余談もなるほどなーと思うことしきり。functionは中国に入って当て字で函数(ハンシュウ)となったのを、日本に入って関数にしてしまったそうです。意味も音も表してない謎の言葉ですよね。

ところで。僕自身は、高校までは数学は得意で、テストもほとんど満点でした。得意だったせいで公式を覚えるという面倒さは苦にならず、覚えたツールを自由に使って、どんどん問題を解く楽しさがありました。予選で落ちちゃいましたが、数学オリンピックも受けましたね。

ほかの学校を知りませんが、中高ともにいい先生でした。

いろんな道筋を通って答えにたどり着く、プログラミングにも似た楽しさを数学の授業で学べたと思っています(TIMTOWTDI – There is more than one way to do it.)。一度、全国模試かなにかで×になって返ってきた答案を問い合わせて○をもらったことがありました。

大学に入ってから、楽しさを感じず、格差に置いていかれましたが。

さて、話を戻して。同じ著者の本もおもしろそうなのです。

“文系のための数学教室 (講談社現代新書)” (小島 寛之)

また、著者が非常に感銘を受けたらしい遠山 啓の著書。50年以上も昔ですが、とてもおもしろそうです。


“数学入門 上

“数学入門 下